7月の3連休の最初に、鬼滅の刃の新しい映画「無限城編」を見に行きました。

猗窩座の過去に自分も含め、会場のみんなが涙。
鬼は人を喰う悪いやつですが、それぞれが鬼になった理由がある。
理不尽による、悲しさ、、怒り、、。
理不尽で酷く思える出来事があっても、
自分の感情を律して、鬼にならない(自暴自棄にならない)ことが現実でも大事かもしれません。
ちなみに、あかちゃんがいる人だけが見れる映画館
「ベイビークラブシアター」というところで見ました。子連れの方はおすすめです。
https://www.tohotheater.jp/service/baby_club_theater/
さて、今日はそんな鬼滅の刃に出てくる柱の中から、
いつも胸をときめかせ、誰に対しても真っ直ぐな好意を向ける甘露寺蜜璃について。
彼女の存在は、鬼との壮絶な戦いが繰り広げられる物語の中で、まるで春の陽だまりのような温かさと明るさを放っています。
彼女が使うのは「恋の呼吸」。でも、その本質は、単なる戦闘技術ではありません。彼女の生き方そのものに、私たちが現代の恋愛で忘れがちな、**本当に大切な“極意”**が隠されているのです。
今回は、最強の剣士でありながら、誰よりも愛にあふれる甘露寺さんから、私たちが幸せなパートナーシップを築くためのヒントを学んでいきましょう。
極意その1:欠点ごと、まるっと自分を愛すること
まず、全ての基本となるのがこれです。 甘露寺さんは、かつてその特異な体質(髪の色や、常人離れした大食いと怪力)のせいで、お見合いを破談にされた過去があります。そして、彼女は一度、普通の女の子になろうと、髪を染め、食事を我慢し、自分を偽りました。
でも、その結果、彼女は心身の調子を崩してしまいます。「これじゃ、私じゃない」と。
そんな彼女を救ったのは、お館様の「君は少しもおかしくない。素晴らしい個性だ」という、ありのままを肯定する言葉でした。
【私たちが学ぶべきこと】 恋愛のスタートラインは、まず自分自身を愛し、受け入れることです。コンプレックスを隠したり、相手に好かれるために自分を偽ったりしても、その関係は長続きしません。
あなたが「欠点だ」と思っているその個性こそが、他の誰でもない、あなただけの魅力なのです。自分をまるごと愛せた時、その自信と輝きは、本当にあなたを大切にしてくれる人を引き寄せます。
極意その2:「好き!」を言葉と態度で伝えまくること
甘露寺さんの代名詞といえば、その豊かな感情表現です。 伊黒さんには「相変わらず素敵ね!」、炭治郎には「可愛いわ!」、柱稽古では他の隊士たちにも「頑張ってて素敵よ!」。
彼女は、自分の心の中にあるポジティブな感情を、一切隠すことなく、ストレートに相手に伝えます。
「どうせ言わなくても伝わるだろう」は、多くの場合、ただの思い込みです。
【私たちが学ぶべきこと】 「ありがとう」「その服、似合ってるね」「そういうところ、本当に尊敬するよ」。 こうしたポジティブな言葉は、関係性を育むための、最高の栄養になります。
愛情や感謝は、心の中にしまっておくだけでは、存在しないのと同じ。言葉や態度にして初めて、相手に届き、二人の間に温かい循環が生まれるのです。恥ずかしがらず、甘露寺さんのように「好き」を伝えまくること。それが、愛を育てる一番の近道です。
極意その3:相手の「素敵なところ」を見つける天才になること
甘露寺さんのすごいところは、どんな相手に対しても「素敵なところ」を見つけ出してしまう点です。 無口でミステリアスな時透くん、ちょっと気難しい不死川さん、そしていつもネチネチと彼女を気にかける伊黒さん…。普通なら少し付き合いにくそうな相手に対しても、彼女は「すごいわ!」「かっこいい!」と、ポジティブな側面を見つけ、胸をときめかせています。
【私たちが学ぶべきこと】 長く一緒にいると、どうしても相手の欠点やアラが見えてくるものです。しかし、関係性を深める上で大切なのは、減点法ではなく加点法で相手を見ること。
「今日の彼は、ちょっと不機嫌そうだな」で終わらせるのではなく、「でも、いつも私のことを一番に考えてくれる優しい人だ」と、相手の良いところを思い出す。甘露寺さんのような「素敵フィルター」を通して相手を見ることで、日々の小さな不満は感謝に変わり、関係はより深いものになっていきます。
まとめ:本当の「恋の呼吸」とは?
甘露寺蜜璃が鬼殺隊に入った動機は、「添い遂げる殿方を見つけるため」。彼女の戦いは、自分らしくいられる場所で、最高のパートナーを見つけるための、壮大な「婚活」だったのかもしれません。
彼女が教えてくれるのは、小手先の恋愛テクニックではありません。 まず自分を愛し、その上で、相手への愛情や尊敬を惜しみなく表現し、常に相手の良いところを見つめ続けること。
それこそが、どんな困難も乗り越えられる強い絆を育む、本当の意味での「恋の呼吸」なのではないでしょうか。 あなたも今日から、甘露寺さんのように胸をときめかせながら、周りの人の「素敵」を探してみませんか?きっと、あなたの世界はもっと愛にあふれた、キラキラしたものになるはずです。