「いい人なんだけど、タイプじゃない」
「アプリなどで出会いはあるけれど、なんか好きになれない」
そんな言葉が、心の口癖になっていませんでしょうか。
理想の「タイプ」の人には一向に出会えず、目の前に現れる人は、どこか違う。
気づけば、恋の仕方も、人を好きになる感覚も、忘れてしまったような気がする。
理想が高いのかな? それとも、もう誰も愛せない、冷たい人間になってしまったのかな。
私たちはいつからか、「タイプ」という名の、とても狭い扉を探すようになってしまったのかもしれません。
でも、その扉は本当は、世間や誰かの価値観で作られた扉かもしれません。
そんなあなたに気が軽くなるゲームを提案します。
それは、特に「タイプじゃない人の、いいところを見つけてみる」というものです。
無理に好きになる必要はありません。
「ああ、この人、笑うと目が優しいな」とか
「自分の好きなものの話になると、急に饒舌になるのかわいいな」とか
「店員さんへの『ありがとう』が、とても自然で素敵だな」
最初から恋愛感情はいりません。 ただ、心の中で、ちょっと「いいね」と呟いてみる。
以上で、ゲームは終わりです。
今まで「その他大勢」だった人たちの、多様な魅力が見えてくる。
人の素敵なところに、自然と目がいくようになる。 そして何より、「理想の人を探さなくては」という、焦りや渇望から、不思議と感覚が変わっていきます。
あなただけの、本当の「幸せの基準」がわかってくるのです。
恋は、探して見つけるものではなく、気づいたら、始まっているものだから。 その「気づき」のアンテナを、もう一度、広げてみてください。
もしかしたら今日、あなたの隣にいる「タイプじゃない人」が、 その、最初の相手かもしれません。