結婚

【結婚相手の見極め方】年収や見た目より大切!幸せな結婚生活を送るための「2つの絶対条件」

「この人と、本当に結婚して大丈夫かな…?」

真剣に将来を考えれば考えるほど、相手の年収や学歴、家柄といった「条件」が気になってしまうもの。もちろん、それらも生活していく上で大切な要素かもしれません。

しかし、何十年も続く結婚生活の幸福度を本当に左右するのは、そうしたスペックではありません。 それは、もっとシンプルで、あなたの心と体が「YES」と言っているかどうか。

今回は、数多くのカップルを見てきた経験から、幸せな結婚をした人たちが無意識にクリアしている、たった2つの絶対条件についてお話しします。それは、**「理屈抜きの“好き”」「ストレスのない“コミュニケーション”」**です。

 

条件1:理屈抜きの“好き” =「この人に、触れたいか?」

 

まず、あなたに一番に問いたい、最も原始的で、最も重要な質問があります。 それは、**「あなたは、その人の体に触れたいと、心から思いますか?」**ということです。

ここで言う「好き」とは、「尊敬できる」「優しいから好き」といった、頭で考えた理由のある好意ではありません。もっと本能的な、**「なぜか分からないけど、この人の手と繋がりたい」「隣にいると、ホッとする」**といった、理屈抜きの愛情のことです。

そして、その最も分かりやすいバロメーターが、スキンシップに抵抗がないか、むしろ心地よいと感じるか、なのです。

結婚生活は、日常の連続です。朝起きてから夜眠るまで、一つ屋根の下で、同じ空気を吸って生きていく。嬉しい時も、悲しい時も、病める時も、その人の肌に触れ、温もりを感じながら、何十年という歳月を共に過ごしていくのです。

いくら条件が良くても、尊敬できる人でも、「体に触れるのは、少し抵抗があるな…」と感じる相手と、心から安らげる家庭を築くことはできるでしょうか。 「夜の生活は考えられないけど、人としては好きだから…」その“割り切り”は、長い結婚生活の中で、必ず歪みとなって現れます。

【見極めのチェックポイント】 難しいことは考えず、自分の心と体に聞いてみてください。

ただ、この人の手と手をつなぎたいと思うか?

隣に座った時、その距離感に心地よさを感じるか?

もしハグをされたら、心から安心できるか?

この本能的な「YES」がなければ、他のどんな良い条件も、砂上の楼閣に過ぎません。まずは、あなたの細胞が、相手をパートナーとして受け入れているかどうかを、何よりも大切にしてください。

 

条件2:ストレスのない“コミュニケーション” =「会話のキャッチボールが、楽しいか?」

 

本能的な「好き」をクリアしたら、次に見極めるべきは、日々の生活の質を大きく左右する「コミュニケーション」です。

ここで言うコミュニケーションとは、高尚な議論ができることではありません。大切なのは、日常の些細な会話が、心地よいキャッチボールになっているかどうかです。

一方が質問ばかりして、相手が単語で答えるだけ。 自分の話ばかりして、相手の話は上の空。 沈黙が怖くて、必死に話題を探してしまう。

これらは、残念ながら良いキャッチボールとは言えません。どちらかが一方的にボールを投げ続けたり、相手がボールを受け取ってくれなかったりする状態では、会話はただの「疲れる作業」になってしまいます。

良いコミュニケーションとは、

  • 「今日こんなことがあってさ〜」「へぇ、それでどうなったの?」と、自然に会話が続いていく。
  • どちらか一方だけが話すのではなく、話したり聞いたりするバランスが心地よい。
  • オチのない、くだらない話でも、笑って聞いてくれる安心感がある。
  • 意見が違った時に、相手を否定せず、「そういう考え方もあるんだね」と一度受け止められる。

こうしたストレスのない会話ができる相手となら、何気ない毎日が、それだけで豊かで楽しいものになります。

【見極めのチェックポイント】 デートの帰り道、自分にこう問いかけてみてください。

彼(彼女)と話した後、心が軽くなったか?それとも、どっと疲れたか?

「また、あの話の続きがしたいな」と思えるか?

自分の素の部分や、少しダメな部分も、安心して話せそうか?

 

「好き」と「会話」、二つが揃って最強のパートナーに

 

「触れたい」という本能的な愛情と、「話していて楽しい」という心地よいコミュニケーション。 この二つは、互いに影響し合います。

肌の触れ合いに安心感を覚えるから、もっと心を開いて話したくなる。 会話が楽しくて心地よいから、もっと相手に触れたい、そばにいたいと感じる。

このポジティブな循環こそが、何十年経っても色褪せない、強い絆を育んでいくのです。

結婚とは、スペックで選ぶ「就職活動」ではありません。 あなたの人生という長い旅路を、共に笑い、共に泣き、手を取り合って歩んでいく、たった一人の「パートナー」を選ぶ、神聖な儀式です。

条件という名の地図に惑わされず、あなたの心と体が指し示す「この人だ」というコンパスを、どうか信じてあげてください。